2026年8月18日
Looking Inward Before Moving Forward
今年のお盆休みは、いつものように実家の宮崎へ帰省することをやめて、熊本の自宅で過ごしました。
地震の影響で高速道路が通行止めになっていたこともあり、近くのショッピングモールなども少しずつ営業を再開している状況。
なんとなく出かける気分にもなれず、レッスンがお休みだったこの1週間は、家にいながら自分の仕事をしていました。
主にしていたのは、
自分のビジネスの見直し。
- 6ヶ月伴走コンサルティングのこと。
- 継続コースのこと。
- メンバーサイトのこと。
- ホームページ制作の仕組み化。
- メルマガ配信サービス。
- AIを使った仕事の仕組み化。
- これからのサービス全体の導線。
- 自分自身のホームページや発信。
普段はクライアントさんのお仕事やレッスンがあるので、なかなかまとまった時間を取れないことを、一つひとつ見直していました。
その中で、いつも大事にしていることがあります。
それは、
仕事を見直すときは、自分の感情も一緒に見る
ということです。

01
Business and Emotion
自分の感情とセットで、仕事は見直す
仕事を見直すとき、
「もっと効率よくするには?」
「もっと売上を上げるには?」
もちろん、そういうことも考えます。
でも、それだけではありません。
このサービス、本当に今の自分がやりたい形なのかな?
お客さまにとって良いサービスでも、自分がしんどくなりすぎる形になっていないかな?
逆に、
「これは好き」
「もっとやりたい」
と思う仕事は何だろう?
そんなことも考えます。
「面倒だな」
「なんか重いな」
「毎回ここで止まるな」
と感じる仕事があったときも、
「仕事なんだからやらなきゃ」
「私が面倒くさがりなだけ」
で終わらせるのではなく、
じゃあ、仕組みを変えられないかな?
と考えてみる。
反対に、
時間はかかるけれど、やっていると楽しい。
もっとここに時間を使いたい。
これは自分でやりたい。
と思うものもあります。
そして、
「こうしなきゃ」
「普通はこうだから」
という理由だけで、なんとなく続けているものはないかな?
ということも見直します。
効率や売上だけを見るのではなく、
「私は、この働き方をこの先も続けたい?」
まで考える。
今回のお盆休みも、
「もっと仕事を増やすため」だけに、サービスや仕組みを見直していたわけではありません。
これから自分が、
どんな仕事をして、
どんなふうに働いていきたいのか。
そこも一緒に考えながら、一つずつ見直していました。
02
Look at Your Classroom
ピアノ教室を見直すときも、同じだと思う
これは、ピアノ教室を見直すときも同じだと思っています。
たとえば、
「生徒さんが減ってきたから、募集しなきゃ」
「お問い合わせが来ないから、ホームページを直さなきゃ」
「Instagramも、もっと投稿しなきゃ」
と考えることってあると思います。
もちろん、それが必要なこともあります。
でも、何かうまくいかないことがあると、
私たちはつい、
「じゃあ、何を変えればいい?」
「何をやればいい?」
と、すぐに“やること”を探してしまいます。
でも、その前に。
今の教室の中で、
自分が何を心地よいと感じていて、何に違和感を感じているのか。
そこを一度見てみてほしいんです。
「今の教室を、私はどう感じてる?」
と。
たとえば、
- 生徒さんはたくさんいるけれど、毎日遅い時間までレッスンするのが、実はしんどくなってきている。
- 空き時間を埋めたいと思っているけれど、本当はこれ以上レッスン日を増やしたくない。
- 振替レッスンはしてあげたいけれど、予定変更が続くたびに、なんとなくモヤモヤしている。
- 発表会は毎年やるものだと思っているけれど、準備に追われて、毎年終わる頃にはヘトヘトになっている。
- 小さい子のレッスンも、コンクールを目指すレッスンも、大人のレッスンも、来てくださるなら全部受けたいと思ってきた。でも実は、「こういう生徒さんとのレッスンが好きだな」「この時間はすごく楽しいな」と思えるレッスンがある。
- 生徒募集をしなきゃと思っているけれど、本当は「とにかく人数を増やしたい」わけではなくて、どんな生徒さんに来てほしいのか。どんな教室にしていきたいのか。そこから考えたいと思っている。
こうやって一つひとつ見ていくと、
「何をやるか」を考える前に、
自分の中にはすでに、いろんな「本当は」があることに気づきます。

03
What Do I Really Want?
「私は、本当はどうしたい?」を置いていかない
「先生なんだから」
「ピアノ教室って、こういうものだから」
「みんなやっているから」
そんな理由で、
自分の気持ちを置いていっていないかな。
私は、教室を見直すときも、
生徒数や売上だけではなく、
今の働き方を自分はどう感じているのか。
どんなレッスンをしているときが楽しいのか。
逆に、何にモヤモヤしているのか。
何をこの先も続けたいのか。
そんな自分の感情も、
教室を見直すための大事な材料にしてほしい
とお伝えしています。
04
This is Not Selfish
自分の感情を見ることは、わがままではない
こうやって自分の感情を大切にすることは、
決して、
「自分の好きなことだけやればいい」
「嫌なことは全部やめればいい」
という、わがままな話ではありません。
「自分の感情を大切にする」=「自分を優先する」
ということでもありません。
むしろ私は、
自分の感情をちゃんと見ることは、相手を大切にすることにもつながっている
と思っています。
まず自分の感情をちゃんと見られる人だからこそ、
相手にも、相手の感情があることに気づける。
私はそこを、とても大切にしています。
05
Before Fixing Your Website
募集ツールを直す以前に、見てほしいことがある
「最近の保護者はこうだから」
「この生徒はこうだから」
「何度言っても分かってくれない」
そんなふうに、生徒さんや保護者さんへの愚痴が増えていたり、「相手が悪い」で終わってしまっているとき。
私は6ヶ月伴走コンサルティングのクライアントさんにも、
一度、自分の心を見直してみてください、
とはっきりお伝えします。
- なぜ、その言葉にそんなにモヤモヤするのか。
- なぜ、その生徒さんや保護者さんにイライラするのか。
- 自分は相手に何を求めていたのか。
そこを見ないまま、
「ホームページを変えよう」
「Instagramを頑張ろう」
「もっとお問い合わせが来るようにしよう」
と募集ツールを見直しても、私は違うと思っています。
なぜなら、そんな精神状態のときに、募集ツールを見直している場合ではないからです。
今やるべきことは、そこではない。
生徒さんや保護者さんとの間でコミュニケーションエラーが起きていても、相手の感情に気づけない。
退会が起きても、「相手の事情だから」「最近の保護者はこうだから」で終わってしまう。
その状態のまま、新しい生徒さんを集めるためのホームページやInstagramを整えても、また同じことが教室の中で起きてしまうかもしれません。
だから、募集ツールを直す以前の問題なんです。
ホームページやInstagramを整えることも、もちろん大切です。
- でもその前に、自分自身が今、どんな気持ちで教室に立っているのか。
- 生徒さんや保護者さんと、どんな関係をつくれているのか。
- 相手の気持ちを、ちゃんと見ようとしているのか。
私はそこも含めて、「教室を見直す」ということだと思っています。

06
A Happy Piano School
本当の意味で「幸せなピアノ教室」をつくるために
生徒さんがたくさんいること。
お問い合わせがたくさん来ること。
売上が上がること。
もちろん、どれも嬉しいことです。
でも、それだけではなくて、
自分が大切にしたいレッスンができて、大切にしたい人たちとの関係を育てながら、「私は、この教室が好き」
と思えること。
私は、そんな、
あなたにとっての「幸せなピアノ教室」を、本当の意味で手に入れてほしい。
そう思っています。
だから私は、ホームページや集客だけではなく、先生自身の気持ちも含めて、一緒に教室を見ていきたい。
私自身も今回のお盆休み、仕事のやり方やサービスを見直しながら、
「私は今、どう感じている?」
「本当はどうしたい?」
を何度も自分に聞きました。
仕事をしていれば、うまくいかないことも、モヤモヤすることも、「なんでこうなるんだろう」と思うこともあります。
そんなときこそ、すぐに何か新しいことを始めたり、やり方を変えたりする前に、一度、自分の気持ちを見てみる。
そして、
「じゃあ、これからどうしたい?」
を考えていく。
私自身も、そんなことを繰り返しながら、自分の仕事を育てていきたいと思っています。
2026年8月。お盆休みに自分の仕事を見直しながら、改めて感じたことを、ここに残しておきます。
